男の育児休暇

人に期待しすぎる自分を見直す話

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育児休暇と職場への期待値のバランス

上司や会社に対して、不満を抱えたり、イライラすることはありませんか? 「なんでこうするのか」「もっとこうすればいいのに」と思うこと、誰しも一度はありますよね。

そんな感情に支配されそうになるたびに、私はこう考えるようにしました。

「また、人や会社に対して期待値が高すぎた!」

期待値が高すぎると、それが裏切られたときにストレスになってしまう。だから、

「ああ、俺はまた期待しすぎたんだな」

と気づくだけで、少し気持ちが落ち着くようになりました。

期待しすぎず、でも期待しなさすぎず

とはいえ、イライラの種、不満の源泉は…挙げればキリがありません(笑)。

だから、イライラしたときは自分に対して、

「いかん、いかん、自分は期待値が高い」

「人に期待する前に、自分でどうにかできないか?」

と唱えることで、冷静さを取り戻すようにしています。

「俺よ、どうか冷静になれ!なってくれと。」

そうすることで、他人や会社に対する期待値は、 自分で制御できるもの だと感じるようになりました。

…が、今度は 期待しない=気持ちが熱くならない病 にかかりました(笑)。

例えば、会社に対する期待値。

言いたいことは色々あります。でも 期待しないことで、不満を抑える という方法を取るようにしました。

しかし、ここで新たな問題が。

「会社に期待しない=なんかつまらない。」

育児休暇と仕事への向き合い方

普段は、

  • 会社に依存せず、自分で改善できることは改善する
  • 自分の影響の輪の範囲だけに集中する

という気持ちで仕事に取り組んでいます。

でも「なんかつまらない」と感じる理由を突き詰めていくと、

会社の一致団結の感じ。みんなで目標に向かって進んでいくぞ!

というような チームの一体感や熱さが足りない ことに気づきました。

期待しすぎはダメ。でも期待しなさすぎも、またダメ。

育児休暇を取ることで、一度仕事から離れると、

「自分は仕事に何を求めているのか?」

「どんな働き方が自分にとって心地よいのか?」

と、改めて考える機会になりました。

育児休暇を取ることで見えたこと

実際に育児休暇に入ると、仕事に対する考え方が変わりました。

最初のうちは、仕事を忘れて家族との時間を楽しもうと思っていました。しかし、休みに入ると仕事のことが気になってしまう瞬間がありました。

「自分のいない間に、職場はうまく回っているのか?」

「取引先やお客様に迷惑をかけていないか?」

そうした思いが頭をよぎることもありました。

ただ、実際には職場の同僚たちはしっかり対応してくれていて、問題なく仕事が回っていました。そうなると今度は、「俺って本当に必要なのかな?」という妙な焦りが生まれたりもしました(笑)。

しかし、ここで気づいたのは 仕事における「役割」と「本当の自分の価値」 でした。

育児休暇を通じて見えたのは、 自分がいなくても仕事は回る。でも、それでいい。

なぜなら、自分の本当の価値は「常に働いていること」ではなく、 職場や家庭にとってどんな存在であるか ということだからです。

仕事と家庭、どちらにも「期待値」を調整する

ここでまた、期待値の話に戻ります。

仕事への期待値を下げることで、無駄なストレスを減らすことができる。

しかし、家庭でも同じことが言えます。

育児休暇を取って、「家族のために頑張るぞ!」と意気込んでいたのに、

「思ったより大変…」

「こんなに寝れないの?」

「育児ってこんなに時間取られるのか…」

と、現実に直面すると、 自分が思っていた以上に大変なことに気づく わけです。

ここでも 期待値を調整する ことが重要でした。

「育児休暇を取ったんだから、完璧に育児しなきゃ!」という期待は、自分を追い詰めるだけでした。

むしろ、 できることを少しずつやる くらいの気持ちでいる方が、家庭でもうまくいきました。

「仕事は完璧じゃなくていい。家庭も完璧じゃなくていい。」

そう思えるようになったことで、 自分の心に余裕が生まれました。

育児休暇で得た最大の学び

結局、育児休暇を取ったことで得られた最大の学びは、 期待値のバランスを取ることの大切さ でした。

  • 仕事では「期待しすぎない」が、モチベーションを失わないように。
  • 家庭では「期待しすぎない」が、責任感を持ちすぎないように。

このバランスを意識することで、 ストレスが大幅に減り、気持ちが楽になりました。

育児休暇を取る前と取った後では、仕事と家庭への向き合い方が大きく変わったと思います。

今後も、期待しすぎず、でも期待しなさすぎず。

そんな絶妙なバランスを取りながら、仕事も家庭も楽しんでいきたいと思います。

そんなこんなで、日々の葛藤はしばらく続きます。。。

 

 

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おかさん

✔ 転職3回 × 育休取得 × 海外勤務経験 大学卒業後、中国で5年間勤務し、帰国後に転職を重ね現在4社目。 仕事中心の生活から、家庭とのバランスを考え 1ヶ月の育休を取得。 その経験をもとに、男性の育休取得に関するリアルな情報を発信しています。 💡 このブログで書いていること 育休の準備・取得・復帰後の変化 職場の反応や引き継ぎの工夫 育休中の過ごし方・家事育児の分担 育休後の働き方・キャリアとの両立 「育休を取りたいけど、どうすればいい?」 「職場の反応は?」 そんな疑問に、自身の体験をもとに答えます。 少しでも誰かの参考になれば嬉しいです!

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