こんな方におすすめ
- 「手取り10割」ってどういうこと?|額面じゃなく“手取り”で見た場合にどう近づくのかを解説!
- 2025年スタートの新給付制度の内容|2025年4月から始まる新たな給付金のしくみを紹介!
- 育児休業給付金+新給付金でもらえる金額の例| 既存制度との関係と、併用して最大限活用する方法がわかる!
- 手取り10割に近づける5つの条件|条件を満たさないと満額もらえないので注意!
- 迷っているパパが今やるべきこと|家族とお金を両立しながら育休に踏み出すためのヒント!
「育休を取りたいけど、収入が心配…」
そんな30代・40代の男性に朗報です。
2025年4月に新設される 「出生後休業支援給付金」 により、これまでの育児休業給付金と合わせて、手取り額が ほぼ100%に近づく 仕組みが整いました!
「手取り10割」は本当?どうやって実現するのか?
「手取り10割」とは、給与の額面ではなく、手元に残るお金(社会保険料・税引き後)を基準にした実質収入のこと。
この仕組みは、以下の3つの要素で成り立っています。
ポイント①:2つの給付金で合計80%支給!
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育児休業給付金:67%(※最初の6ヶ月)
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出生後休業支援給付金:13%(最大28日間)
💡 合計80%支給!
例)月収30万円の場合
給付金 | 支給額 |
---|---|
育児休業給付金(67%) | 201,000円 |
出生後休業支援給付金(13%) | 39,000円 |
合計 | 240,000円(=月収の80%) |
ポイント②:社会保険料&税金が免除!
育休中は以下の支払いが 免除または非課税 になります。
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健康保険料
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厚生年金保険料
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雇用保険料(給与なしの場合)
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所得税・住民税(給付金は非課税)
💡 つまり、額面80%の支給でも、手取りは通常時と同レベル!
ポイント③:ただし、上限額に注意!
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2025年4月の時点での給付上限:15,690円/日
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高収入の方は、支給額が上限で頭打ちになり、手取り10割に届かない可能性 もあります。
「育児休業給付金」と「出生後休業支援給付金」の違い
項目 | 育児休業給付金 | 出生後休業支援給付金 |
---|---|---|
対象者 | 育児休業を取得した労働者 | 出生後8週間以内に休業した労働者 |
給付率 | 67%(6ヶ月間)→50%(7ヶ月以降) | 13%(最大28日分) |
支給条件 | 給与が80%未満であること | 給与が80%未満であること |
支給方法 | 2ヶ月ごとに支給 | 申請後、口座に振込 |
💡 併用OK!短期育休にも強い支援策です!
「手取り10割」に近づくための5つの条件
-
雇用保険の被保険者であること
→ フリーランス・自営業は対象外 -
産後パパ育休(14日以上)を取得すること
→ 夫婦で育休取得するとさらに加算 -
社会保険料免除の申請を行うこと
→ 手取り額アップの鍵! -
会社からの給与が「80%未満」であること
→ 多く受け取りすぎると給付がカットされる可能性 -
日額上限(15,690円)を超えない収入であること
→ 高収入層は要注意!
「手取り10割」に近づける期間はいつ?
📌 ズバリ、「産後パパ育休」の最大28日間が、もっとも“手取り10割”に近づく期間です!
「産後パパ育休」ってどの期間?
→ 子どもが生まれてから 8週間以内 に取得する休業のこと。
→ この期間に 最大4週間(28日) の育休を取得できます。
この期間がなぜ“手取り10割”に近づくの?
以下の3つの要素がフルで活用できるからです!
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育児休業給付金(67%)が満額支給される期間
-
出生後休業支援給付金(13%)が追加支給される期間
-
社会保険料免除+非課税で、手取り額がグッと増える
💡 この3つが同時に効いてくるのは「産後パパ育休」の期間中だけ!
どれくらいお得になるの?
月収30万円の場合、育休中の支給額は以下の通り:
給付金 | 支給率 | 支給額 |
---|---|---|
育児休業給付金 | 67% | 201,000円 |
出生後休業支援給付金 | 13% | 39,000円 |
合計 | 80% | 240,000円 |
さらに…
✅ 健康保険料・厚生年金保険料が免除
✅ 所得税・住民税も非課税
👉 実質、普段とほぼ同じ手取り額を受け取れる可能性大!
この期間以外だとどうなる?
👆 出生後8週間を過ぎると、「出生後休業支援給付金(13%)」の支給は受けられません。
→ 給付金は 育児休業給付金(67%→6ヶ月後は50%) だけになる
→ 社会保険料の免除・非課税措置は続くが、支給率が下がる
つまり…
📉 時間が経つほど「手取り10割」からは遠ざかる ことになります。
ベストなタイミングは“出産直後の28日間”!
✅ 「手取り10割」に最も近づけるのは、子どもが生まれてからの最初の1ヶ月間!
✅ この時期にしっかり育休を取れば、金銭的不安を最小限にして育児に専念できます!
✅ パートナーと協力して、夫婦で育休を取ると給付率アップの可能性も◎
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「育児休業給付金」67%
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「出生後休業支援給付金」13%
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社会保険料免除+非課税で実質手取り10割に近づく!
【まとめ】育休中も「手取り10割」に近づける!
✅ 2025年4月~新給付制度がスタート!
✅ 給付金+免除措置で実質手取り100%相当に!
✅ 短期育休でも安心の支援体制!
✅ 高収入の方は「上限金額」に注意!
👨👩👧👦 育休を迷っているあなたへ
収入面の不安から育休をためらっていた方も、**「手取り10割に近づく制度」**ならチャレンジしやすくなります!
特に、30代・40代で家庭を支える立場の男性にとって、育休取得のハードルが下がるチャンスです。
👉 2025年以降の育休取得を検討している方は、今から情報収集を始めましょう!